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フレンチ・ブルドッグと熱中症

 

蒸し暑い季節になると犬も人間と同じように、熱中症にかかることがあります。

 

熱中症とは上がり過ぎた体温を下げることができず、体中の機能が低下してしまった状態のことを言います。

 

一般的に体温が41度を超えた場合に熱中症と診断されます。

 

暑さに弱いフレンチ・ブルドッグは、特に熱中症に注意したいですね。

 

フレンチ・ブルドッグやパグのようなマズルが短い短頭種は、つぶれた鼻先によって呼吸がしにくい状態にあります。

 

そのため、呼吸筋を激しく収縮しなければならなくなり、必然的に体温が上がりやすくなってしまいます。

 

また、体脂肪には熱を溜める働きがあるので、肥満になると熱中症にかかりやすくなります。

 

人間でも太った人は汗っかきの人が多いですよね。

 

それと同じで体脂肪が放熱を妨げてしまいます。

 

逆に寒い時期になると体脂肪が防寒具の働きをします。

 

また、フレンチ・ブルドッグの被毛には黒ベースのブリンドルがあります。

 

黒い被毛は太陽光を吸い込みやすいため、体度が上がりやすくなってしまいます。

 

黒い被毛のフレンチ・ブルドッグを飼っている人は熱中症のリスクが高いことを理解し、散歩の時間帯をずらすなどの配慮が必要になります。

 

また、仔犬や老犬は体温調整がうまくいかず熱中症にかかるリスクも高くなります。

 

熱中症を放置しておくと体の各器官が機能不全に陥って、死亡することもあります。

 

ちなみに、犬が熱中症になると約3〜5割が死亡すると言われています。

 

昨日まで元気だった愛犬と突然お別れをすることもあります。

 

そのため、飼い主さんが熱中症のサインを見逃さないようにすることが大切です。

 

<熱中症の主な症状>

 

・呼吸が荒い
・よだれの量が多い
・歩きたがらない
・ぐったりしている
・歯茎などの粘膜が乾燥している
・嘔吐する
・けいれんしている
・意識がない

 

もしも熱中症になった場合には、とにかく全身を冷やしましょう。

 

全身にシャワーをかけたり、タオルをかけてその上から水をかけます。

 

冷凍食品や保冷剤をタオルに巻き、脇の下や首の後ろ、腿の内側を冷やすのも効果的です。

 

落ち着いたらすぐに動物病院に連れて行き診察をしてもらいましょう。

 

意識がない場合には、一刻を争いますので、とにかくすぐに動物病院に連れて行くことが重要です。

 

動物病院では輸血や酸素吸入、糖分の投与といった治療が行われます。

 

その日に帰るのではなく病院に入院して1日〜2日程度様子を見たほうが無難です。

 

動物病院の治療で仮に生き延びたとしても、腎臓、心臓、肝臓などの臓器に後遺症が残る可能性もあります。

 

外にいる時だけが、熱中症になるとは限りません。

 

多くの場合が室内にいる時に熱中症になるので、室内の環境や温度にも十分注意しましょう。

 

電気代をケチってエアコンを付けないでいると熱中症になるので、ちゃんとエアコンを付けて室温管理をしてあげましょう。

 

室内の設定温度の目安は26〜27度です。

 

犬の身体は全身が毛で覆われているので、人間が心地いい温度よりも少し低くなります。

 

夏の暑い時期にはクーラーを付けていると思いますが、クーラーの効いた室内でも窓から降り注ぐ太陽が当たれば、日が当たっている部分だけ温度が上昇します。

 

お留守番をしている時に、サークルの置いてある場所に直射日光が当たっていたら、そこだけ高温になってしまいます。

 

サークルの扉を閉めている場合には逃げ場がないので、結果的に長時間高温の場所にいることになり、熱中症になってしまいます。

 

サークルを置く場所は、直射日光が当たらないように工夫しましょう。

 

2〜3時間おきに飲み水を確認し、絶対切れないようにすることも大切です。

 

冷却マットや冷感パッドなどのグッズも販売されているので、熱中症予防のために使ってみると良いでしょう。

 

 

また、日中のお散歩や外に出るのも危険です。

 

フレンチ・ブルドッグは体高も低いので、人間よりもより熱い地面に近い所にいますね。

 

照り返しが酷い時も熱中症にかかってしまうので、夏の暑い時期に外に出る場合には、涼しい時間帯を選ぶようにしましょう。

 

フレンチ・ブルドッグのように短頭種の犬は元々呼吸がしづらいために、高温になるところにはできるだけ行かないようにするのがいいですね。

 

また、車内への閉じ込めによって犬が熱中症になった事例が多く報告されています。

 

残念ながら、犬を車内に閉じ込めたまま外出する無責任な飼い主さんが多いということでもあります。

 

愛犬と一緒に車で出かける時は、車の中に閉じ込めないようにしましょう。

 

少し窓を開けて通気を良くしてもダメです。

 

車に閉じ込めると、犬が自力で逃げ出せませんよね。

 

熱中症は飼い主さんが環境を整えることで、予防することが出来る病気です。

 

人間も熱中症になれば誰だって辛い思いをしますし、犬も同じです。

 

飼い主さんが熱中症にかからないようにケアしてあげましょう。

 

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