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フレンチ・ブルドッグと軟口蓋伸長症

 

軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)は、喉の奥にある軟口蓋が長く分厚くなって、空気の通り道が狭くなってしまう病気です。

 

犬の口の奥には、軟口蓋と呼ばれるヒダのようなものがあります。

 

フレンチ・ブルドッグのように短頭種の犬は、元々このヒダが少し長めに出来ています。

 

そして、呼吸の回数がどうしても多くなるため、呼吸をする度にそれが刺激となって、ヒダがさらに伸びてしまうようになります。

 

そのため、寝ている時などに長く伸びてしまったヒダが空気の通りを妨げてしまうので、いびきをかくようになります。

 

フレンチ・ブルドッグのような短頭種の犬は、何もなくてもいびきをかきやすいのですが、軟口蓋伸長症になることでいびきの音が大きくなってきます。

 

また、軟口蓋伸長症は高齢(8〜10歳以上)の小型犬にも見られる病気なので、年齢とともにいびきが大きく、酷くなったと感じた時には、軟口蓋伸長症を疑ってみることもあります。

 

フレンチ・ブルドッグがいびきをかいていても、小さいうちはそれほど音も気にならないのですが、成長と共にいびきの音が変わってきているかどうか、いびきの音などもチェックしておくといいかもしれませんね。

 

軟口蓋過長症はほとんどが先天性のため、効果的な予防法がありません。

 

ただし、症状を悪化させないために飼い主さんができるケアはあります。

 

元々気管が短いフレンチ・ブルドッグは、太りやすいため太らせてしまう事でも、気管が狭くなり呼吸がしづらくなります。

 

そのため、食事管理をしっかりと行いましょう。

 

また、暑い夏の時期に運動は控えましょう。

 

呼吸が激しくなると軟口蓋が腫れてしまい症状が余計に悪化する可能性があるためです。

 

散歩などに行く時は暑い時間帯を避け、短時間で終わるようにしましょう。

 

遊んであげる時も興奮しすぎないようにして下さい。

 

このような日常生活で出来るケアをすることで、症状の悪化を防ぐことができると言われています。

 

軟口蓋過長症の原因の多くは、先天性(遺伝)によるものと言われています。

 

短頭種の犬は遺伝によって鼻がつぶれたような見た目になっているので、どうしても軟口蓋が厚く鼻腔が狭くなっているために、生まれつき呼吸がしにくい構造になっています。

 

呼吸困難が酷い時は、動物病院で治療をしましょう。

 

症状が軽度の場合は、炎症を抑えたり酸素吸入を行ったりする内科的治療を行います。

 

症状が重度の場合は、外科的手術が必要となります。

 

具体的には、気管を塞いでしまう原因となっている軟口蓋の垂れさがった部分をメスで切除します。

 

この手術は全身麻酔をかけて行うのですが、短頭種の犬種は麻酔のリスクが高いと言われているため、獣医師さんとよく相談して下さい。

 

また、犬も高齢になると麻酔のリスクが高くなるので注意が必要です。

 

手術を受けるのは犬だけでなく、飼い主さんにとっても大きな負担となりますので、よく考えてから決めて下さいね。

 

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